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  1. 真鶴町議会 2018-09-14
    平成30年第3回定例会(第4日 9月14日)


    取得元: 真鶴町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-10
    平成30年第3回定例会(第4日 9月14日)        平成30年第3回真鶴町議会定例会会議録(第4日)             平成30年9月14日(金)   1.出席議員 11名  1番   青 木   健         7番   田 中 俊 一  2番   森   敦 彦         8番   板 垣 由美子  3番   天 野 雅 樹         9番   海 野 弘 幸  4番   黒 岩 範 子        10番   青 木   繁  5番   高 橋   敦        11番   青 木   嚴  6番   岩 本 克 美 2.欠席議員  0名 3.執行部出席者 町長        宇 賀 一 章    町民生活課長    峯 尾 龍 夫 副町長       青 木   剛    健康福祉課長    上 甲 新太郎 教育長       牧 岡   努    まちづくり課長   菅 野 文 人 企画調整課長    小清水 一 仁    計画管理担当課長  神 谷   要 政策課長      森 脇 理 好    産業観光課長    五十嵐 徹 也 総務課長      細 田 政 広    会計課長      二 見 浩 子
    税務収納課長    長 沼   隆    教育課長      岩 本 幹 彦 町民生活課長    峯 尾 龍 夫 4.出席した議会書記 議会事務局長    西 垣 将 弘 書記        秋 元 哲 充    書記        津 田 浩 克 5.議事日程    日程第 1   認定第 1号 決算認定について(平成29年度真鶴一般会                   計決算)    日程第 2   認定第 2号 決算認定について(平成29年度真鶴国民健                   康保険事業特別会計事業勘定決算)    日程第 3   認定第 3号 決算認定について(平成29年度真鶴国民健                   康保険事業特別会計施設勘定決算)    日程第 4   認定第 4号 決算認定について(平成29年度真鶴下水道                   事業特別会計決算)    日程第 5   認定第 5号 決算認定について(平成29年度真鶴真鶴魚                   座・ケープ真鶴特別会計決算)    日程第 6   認定第 6号 決算認定について(平成29年度真鶴介護保                   険事業特別会計決算)    日程第 7   認定第 7号 決算認定について(平成29年度真鶴後期高                   齢者医療特別会計決算)    日程第 8   認定第 8号 剰余金処分及び決算認定について(平成29                   年度真鶴水道事業会計決算)    日程第 9   発議第 1号 平成30年台風12号、13号による災害に関す                   る意見書について    日程第10          議員の派遣の件について    日程第11          常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事                   務調査の件について               (開会 午前8時58分) ○(議長)  ただいまの出席議員は11名で、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 ○(議長)  本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。 ○(議長)  これより日程に従い審議を進めます。 ○(議長)  日程第1、認定第1号、「決算認定について平成29年度真鶴一般会計決算」を議題といたします。 ○(議長)  認定第1号について、決算審査特別委員会委員長審査報告を求めます。 ○(議長)  決算審査特別委員会委員長、4番、黒岩範子君、御登壇願います。 ○4番議員黒岩範子)  決算審査特別委員会委員長報告を申し上げます。  9月5日、本会議において付託された認定第1号「平成29年度真鶴一般会計決算につきまして」は、9月11日当委員会開催しました。出席者委員全員議長説明者として町長以下関係職員出席のうえ、慎重審議を行い、その結果、全員賛成をもって認定すべきものと決定しました。  以上です。 ○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。 ○(議長)  これより、討論に入ります。 ○4番議員黒岩範子)  4番、日本共産党黒岩範子でございます。  私は、平成29年度真鶴一般会計決算反対いたします。  初めに一言申し上げます。私は今回の決算審査特別委員会委員長に選出されました。決算審査特別委員会は6名で構成されています。特別委員会では本会議で付託された全ての決算認定において、私、委員長を除く5人の委員報告のとおり全員賛成でした。私、委員長は決を採りましたが、賛否にかかわっておりません。議員必携、3討論からの抜粋によれば、討論とは現に議題になっている事件に対して、自己の賛成または反対意見を表明することである。本来採決の対象となる案件については、討論できるとすることが原則であり、討論の発言の要求があるものをこれをさせないで、採決するようなことはできないとしています。そのようなことで、私は議員として町民の暮らし・福祉を守る立場から平成29年度真鶴一般会計決算反対討論をいたします。  主な理由を申し上げます。一つ目として、琴ヶ浜研修センターについて。平成29年度に琴ヶ浜研修センターにかかった光熱費など、通常経費は94万823円、備品購入費、122万9,040円を含む運営するに当たってかかった経費は、234万9,000円で合計329万7,823円となりました。厳しい町財政の中、平成28年度の施設購入費を加えれば、今までに2,729万7,823円がかかったことになります。今後通常経費はかかるが、その他の経費はかからないとしています。平成29年度は9回の利用でタイの行政視察団を含む361名が利用したそうです。お試し期間だということです。しかし、自治会活動社会教育活動福祉増進活動サークル活動、小中学校の教育活動友好親善都市との交流活動など、当初の計画を進めようとすれば、この経費がもっと多くかかるのではないでしょうか。最近の台風や内陸でしたが、北海道の地震など、気候変動の中で日本列島はいつどんな災害が起きるかわからない状況が生まれています。地震津波対策としてマニュアルをつくり、津波をクリアできると言われる16.4メートルまで3分で到達する避難訓練をしたということですが、海の側の公共施設として、これで万全といえるでしょうか。宿泊できる施設にするかはこれからの課題としていますが、宿泊や子どもの交流事業は行うべきではないと考えます。  二つ目として、高すぎる国保税について、平成29年度がまだできていないので、平成28年度の県の資料によれば、神奈川県下33自治体の中で真鶴町の国保税は世帯で3番目に高く、一人当たりでは5番目に高くなっています。収入未済額滞納額平成29年度では町税全体の滞納額よりも上回っていました。平成29年度においては、他の市町も行っている一般会計からの法定外繰入をして、国保税を引き下げるべきではなかったでしょうか。  3番目として、議員特別職期末手当について、平成29年度は議員においては25万4,518円、特別職においては17万6,990円が引き上げられましたが、認められません。  4番目として、マイナンバー制度について、集計では真鶴町のマイナンバーカード個人番号カード発行数は1,035枚、発行率13.9%、県の発行率は14.5%、国は11.5%です。昨年よりは少し進んだと言われますが、全体ではまだ30%も行かないことは、マイナンバー制度が持つ個人情報漏えいなど、不安が払しょくされていないのではないでしょうか。マイナンバー発行が進み、今後コンビニ住民票などが取れる環境ができ、各自治体で参加していくことにより便利になるという報告がありました。しかし、コンビニで取り扱うということになれば、マイナンバーカードコンビニに持っていき、自分で機械の操作を行うことは個人情報漏えいの拡大が予想されます。特に高齢者障害者にとっては難しいので、慎重にすべきです。マイナンバー制度の撤回を求めます。  5番目として、保育料について。平成28年4月より平成30年度まで保育料国基準に近づけるということで、毎年段階的に引き上げています。平成29年度は平成28年度に対し100名分、166万3,800円が引き上げられました。少子化対策を進め、子育て世代を支援するため、引き上げは認められません。  以上、反対討論といたします。 ○(議長)  賛成討論はありますか。 ○(議長)  他に討論はありませんか。 ○(議長)  では、他に討論がないようですから、これをもって討論を終わります。 ○(議長)  採決いたします。この決算に対する委員長報告は、認定とするものです。 ○(議長)  この決算について、認定することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立多数)                                  反対 黒岩範子 ○(議長)  賛成多数。よって、「決算認定について平成29年度真鶴一般会計決算」については、認定することに決しました。 ○(議長)  日程第2、認定第2号、「決算認定について平成29年度真鶴国民健康保険事業特別会計事業勘定決算」を議題といたします。 ○(議長)  認定第2号について、決算審査特別委員会委員長審査報告を求めます。 ○(議長)  決算審査特別委員会委員長、4番、黒岩範子君、御登壇願います。 ○4番議員黒岩範子)  決算審査特別委員会委員長報告を申し上げます。  9月5日、本会議において付託されました認定第2号「平成29年度真鶴国民健康保険事業特別会計事業勘定決算」につきましては、9月12日当委員会開催しました。出席者委員全員議長説明者として町長以下関係職員出席のうえ、慎重審議を行い、その結果、全員賛成をもって認定すべきものと決定しました。  以上です。 ○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。 ○(議長)  これより、討論に入ります。 ○(議長)  討論がないようですから、討論を終わります。 ○(議長)  採決いたします。 ○(議長)  この決算に対する委員長報告は、認定とするものです。 ○(議長)  この決算について、委員長報告のとおり、認定することに賛成する方の起立を求めます。                  (起立多数)                                  反対 黒岩範子 ○(議長)  賛成多数。よって、「決算認定について平成29年度真鶴国民健康保険事業特別会計事業勘定決算」については、認定することに決しました。 ○(議長)  日程第3、認定第3号、「決算認定について平成29年度真鶴国民健康保険事業特別会計施設勘定決算」を議題といたします。 ○(議長)  認定第3号について、決算審査特別委員会委員長審査報告を求めます。 ○(議長)  決算審査特別委員会委員長、4番、黒岩範子君、御登壇願います。 ○4番議員黒岩範子)  決算審査特別委員会委員長報告を申し上げます。  9月5日本会議において付託されました認定第3号、「平成29年度真鶴国民健康保険事業特別会計施設勘定決算」につきましては、9月12日開催の当委員会において、慎重審議を行い、その結果、全員賛成をもって認定すべきものと決定しました。  以上です。 ○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。 ○(議長)  これより、討論に入ります。 ○(議長)  討論がないようですから、討論を終わります。 ○(議長)  採決いたします。この決算に対する委員長報告は、認定とするものです。 ○(議長)  この決算について、委員長報告のとおり、認定することに賛成の方の起立を求めます。                  (全員起立) ○(議長)  全員賛成。よって、「決算認定について平成29年度真鶴国民健康保険事業特別会計施設勘定決算」については、認定することに決しました。 ○(議長)  日程第4、認定第4号、「決算認定について平成29年度真鶴下水道事業特別会計決算」を議題といたします。 ○(議長)  認定第4号について、決算審査特別委員会委員長審査報告を求めます。 ○(議長)  決算審査特別委員会委員長、4番、黒岩範子君、御登壇願います。 ○4番議員黒岩範子)  決算審査特別委員会委員長報告を申し上げます。  9月6日、本会議において付託されました認定第4号「平成29年度真鶴下水道事業特別会計決算」につきましては、9月12日開催の当委員会において、慎重審議を行い、その結果、全員賛成をもって認定すべきものと決定しました。  以上です。 ○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
                  (「異議なし」の声あり) ○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。 ○(議長)  これより、討論に入ります。 ○(議長)  討論がないようですから、討論を終わります。 ○(議長)  採決いたします。 ○(議長)  この決算に対する委員長報告は、認定とするものです。 ○(議長)  この決算について、委員長報告のとおり、認定することに賛成の方の起立を求めます。                  (全員起立) ○(議長)  全員賛成。よって、「決算認定について平成29年度真鶴下水道事業特別会計決算」については、認定することに決しました。 ○(議長)  日程第5、認定第5号、「決算認定について平成29年度真鶴真鶴魚座ケープ真鶴特別会計決算」を議題といたします。 ○(議長)  認定第5号について、決算審査特別委員会委員長審査報告を求めます。 ○(議長)  決算審査特別委員会委員長、4番、黒岩範子君、御登壇願います。 ○4番議員黒岩範子)  決算審査特別委員会委員長報告を申し上げます。  9月6日、本会議において付託されました認定第5号「平成29年度真鶴真鶴魚座ケープ真鶴特別会計決算」につきましては、9月12日開催の当委員会において、慎重審議を行い、その結果、全員賛成をもって認定すべきものと決定しました。  以上です。 ○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。 ○(議長)  これより、討論に入ります。 ○(議長)  討論がないようですから、討論を終わります。 ○(議長)  採決いたします。 ○(議長)  この決算に対する委員長報告は、認定とするものです。 ○(議長)  この決算について、委員長報告のとおり、認定することに賛成の方の起立を求めます。                  (全員起立) ○(議長)  全員賛成。よって、「決算認定について平成29年度真鶴真鶴魚座ケープ真鶴特別会計決算」については、認定することに決しました。 ○(議長)  日程第6、認定第6号、「決算認定について平成29年度真鶴介護保険事業特別会計決算」を議題といたします。 ○(議長)  認定第6号について、決算審査特別委員会委員長審査報告を求めます。 ○(議長)  決算審査特別委員会委員長、4番、黒岩範子君、御登壇願います。 ○4番議員黒岩範子)  決算審査特別委員会委員長報告を申し上げます。  9月6日、本会議において付託されました認定第6号「平成29年度真鶴介護保険事業特別会計決算」につきましては、9月12日開催の当委員会において、慎重審議を行い、その結果、全員賛成をもって認定すべきものと決定いたしました。  以上です。 ○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。 ○(議長)  これより、討論に入ります。 ○(議長)  討論がないようですから、討論を終わります。 ○(議長)  採決いたします。 ○(議長)  この決算に対する委員長報告は、認定とするものです。 ○(議長)  この決算について、委員長報告のとおり、認定することに賛成の方の起立を求めます。                  (全員起立) ○(議長)  全員賛成。よって、「決算認定について平成29年度真鶴介護保険事業特別会計決算」については、認定することに決しました。 ○(議長)  日程第7、認定第7号、「決算認定について平成29年度真鶴後期高齢者医療特別会計決算」を議題といたします。 ○(議長)  認定第7号について、決算審査特別委員会委員長審査報告を求めます。 ○(議長)  決算審査特別委員会委員長、4番、黒岩範子君、御登壇願います。 ○4番議員黒岩範子)  決算審査特別委員会委員長報告を申し上げます。  9月6日、本会議において付託されました認定第7号「平成29年度真鶴後期高齢者医療特別会計決算」につきましては、9月12日開催の当委員会において、慎重審議を行い、その結果、全員賛成をもって認定すべきものと決定しました。  以上です。 ○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。 ○(議長)  これより、討論に入ります。 ○(議長)  討論がないようですから、討論を終わります。 ○(議長)  採決いたします。 ○(議長)  この決算に対する委員長報告は、認定とするものです。 ○(議長)  この決算は、委員長報告のとおり、認定することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立多数)                                  反対 黒岩範子 ○(議長)  賛成多数。よって、「決算認定について平成29年度真鶴後期高齢者医療特別会計決算」については、認定することに決しました。 ○(議長)  日程第8、認定第8号、「剰余金処分及び決算認定について平成29年度真鶴水道事業会計決算」を議題といたします。 ○(議長)  認定第8号について、決算審査特別委員会委員長審査報告を求めます。 ○(議長)  決算審査特別委員会委員長、4番、黒岩範子君、御登壇願います。 ○4番議員黒岩範子)  決算審査特別委員会委員長報告を申し上げます。  9月6日、本会議において付託されました認定第8号「平成29年度真鶴水道事業会計決算」につきましては、9月12日開催の当委員会において、慎重審議を行い、その結果、全員賛成をもって認定すべきものと決定しました。  以上です。 ○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。 ○(議長)  これより、討論に入ります。 ○(議長)  討論がないようですから、討論を終わります。 ○(議長)  採決いたします。 ○(議長)  この決算に対する委員長報告は、認定とするものです。 ○(議長)  この決算について委員長報告のとおり、認定することに賛成の方の起立を求めます。                  (全員起立) ○(議長)  全員賛成。よって、「剰余金処分及び決算認定について平成29年度真鶴水道事業会計決算」については、認定することに決しました。 ○(議長)  日程第9、発議第1号「平成30年台風12号、13号による災害に関する意見書について」を議題といたします。 ○(議長)  書記議案を朗読させます。 ○(書記)  発議第1号 平成30年台風12号、13号による災害に関する意見書について。  上記の議案を別紙のとおり真鶴町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。平成30年9月12日提出真鶴町議会議長高橋敦殿。提出者真鶴町議会議員板垣由美子賛成者真鶴町議会議員森敦彦ほか8名。 ○(議長)  本件について、提出者趣旨説明を求めます。8番、板垣由美子君、御登壇ください。 ○8番議員板垣由美子)  発議第1号、平成30年台風12号、13号による災害に関する意見書について、説明をいたします。  添付の意見書の朗読をもって説明にかえさせていただきます。  平成30年台風12号、13号による災害に関する意見書。  全国的な猛暑が続く中、7月初旬に発生した西日本の豪雨では、各地で河川の氾濫や土砂災害が発生し、尊い多くの命が奪われました。その後、7月下旬には、例年にない進路の台風が襲来し、神奈川西部沿岸に位置する小田原市、真鶴町、湯河原町では、大きな被害を受け、さらに追い打ちをかけるような8月上旬の台風影響で、沿岸部では異常事態が頻発しています。  特に、7月25日に発生した台風12号は、関東地方から西に進む異例のコースとなり、小田原から熱海にかけての沿岸では、東の風が大潮の満潮をあおり、異常な高波を誘発しました。この影響国道135号の小田原米神、江之浦では、湯河原町の救急車小田原警察署のパトカーを含む15台の車両が取り残され、救急隊員や警察官を含むおよそ30人が高台等へ避難する緊急事態が発生しました。この救急車高齢者の病人と付き添いの二人を乗せて小田原市内の病院へ搬送中でしたが、高波により車両が大破したため、搬送不能となりました。また、真鶴ブルーライントンネル区間においては、高波が入り込んで水没するなど、国道135号の小田原市石橋から真鶴ブルーライン湯河原吉浜終点までの約11.5キロメートルが約21時間にわたって通行不能となりました。  さらに、真鶴町では、岩漁港の防波堤が被災したことで、付近住民が危険にさらされ、真鶴港では付近の民家や港湾管理事務所を初めとした様々な施設が被災し、真鶴町の観光産業にとって重要な施設が危機に瀕しています。  こうした事態への対策が進まないうちに、8月7日には台風13号が影響し、再び小田原湯河原町の交通が約35時間にわたって寸断される事態となりました。国道135号では、過去平成27年3月に発生した米神地先落石事故(約17トンの巨石)の際にも交通規制が行われ、この迂回の影響で、箱根の至る箇所で交通渋滞が発生するなど、神奈川西部の社会問題に発展した経緯があります。海岸沿いで隣り合う小田原市、真鶴町、湯河原町を結ぶ国道135号は、当該地域を支える重要な緊急輸送道路であり、ひとたび災害が発生すると、地域は孤立し、人や物の流れに甚大な影響を与えることになります。  このように、想定できない災害に突如見舞われ、人命までが危険にさらされる状況となったことに対し、真鶴町議会として早急な対策が必要との認識に基づき、次の事項について、特段の措置を講じられますよう強く要望致します。  1、国道135号の小田原市石橋から根府川交差点間には、並行する代替路線がないため、災害時等には交通が寸断されることが以前から大きな課題となっている。国道135号は緊急輸送道路であり、このリダンダンシーとしても期待される広域農道小田原湯河原について一層の整備を推進し、早期完成を図ること。  2、急峻な地形と海に挟まれた国道135号は、数多くの土砂災害警戒区域等を通過していることから、災害による道路寸断を防ぐため、越波や土石流、急傾斜地等の各種防災対策工事を進めること。  3、自然災害による高波や高潮、津波被害が国道135号で発生した場合に、道路利用者が危険な場所から避難できる緊急避難通路等を確保すること。  4、真鶴町は、海岸付近に民家が密集していることから、住民の安全を確保するため、高波・高潮対策地震による津波対策も含め、早急に対策を講じること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書提出します。  平成30年9月14日、神奈川真鶴町議会。提出先、神奈川県知事。 ○(議長)  これより本案に対する質疑に入ります。 ○(議長)  質疑はございませんか。質疑がないようですから、これをもって質疑を終わります。 ○(議長)  これより、討論に入ります。 ○(議長)  討論がないようですから、討論を終わります。 ○(議長)  採決いたします。 ○(議長)  本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (全員起立
    ○(議長)  全員賛成。よって、「平成30年台風12号、13号による災害に関する意見書について」の件は、可決されました。 ○(議長)  日程第10、議員派遣の件についてを議題といたします。 ○(議長)  お諮りいたします。 ○(議長)  本件につきましては、議会閉会中の調査活動として、お手元に配付のとおり議員派遣することに御異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○(議長)  異議なしと認めます。よって、議会閉会中の調査活動としてお手元の配付のとおり、議員派遣することに決定いたしました。 ○(議長)  なお、この際お諮りいたします。 ○(議長)  ただいま議決されたものに変更がある場合は、議長に一任とすることに御異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○(議長)  異議なしと認めます。よって、議決された議員派遣の件について、変更がある場合は議長に一任とさせていただきます。 ○(議長)  日程第11、「常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事務調査の件について」の件についてを議題といたします。 ○(議長)  各委員長から所管事務調査のため、会議規則第73条の規定によりお手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 ○(議長)  お諮りいたします。 ○(議長)  委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 ○(議長)  これで本日の日程は全部終了いたしました。会議を閉じます。 ○(議長)  平成30年第3回真鶴町議会定例会を閉会いたします。              (閉会 午前9時35分)  会議の経過を記載し、その相違ないことを証し、ここに署名する。 平成30年9月14日      真鶴町議会議長      署名議員      署名議員...